​アルバム全曲解説

M-1あなたが読む物語

 

そもそもあなたが読む物語っていうのはとあるお話が元になっています。

それこそが僕が高校生のときに演劇でつくった脚本『HOME COMEING DAY(ホームカミングデイ)』というものです。思いっきり自分のお話でした、仰々しいこと言っといて結局お前の頭の中の事かよ、ってなもんで申し訳ないです。

 

ストーリーに少し触れておきます。何気ないある日主人公は同棲していた彼女に急に別れを切り出されます。彼女は出て行きふに主人公は呆然としながら彼女と出会った思い出のシェアハウスを尋ねます。当時のシェアハウスメイト達に失恋を慰めてもらう中、次々に疑惑が真実に変わって行き彼女が実は”忘れ病”にかかっているということがわかります。彼女は忘れてしまうことで主人公を傷つけてしまうこと、消耗させてしまうことを危惧して自分から別れを切り出したわけです。その真実を知ったとき主人公は彼女に再び会いに行きます。「君に全てと一緒にいきたい、ありがとうはいらない」と言うことを伝えにいきます。そして二人がその後どうなったかはわからないまま終幕になると言う、少しませた演劇でした。

 

なぜそこで話を終わらせたかと言うと、この話はここまでがテーマだった…と言うことを当時は吹いていました。しかし本当は、当時の僕はただ単純に全くその後を想像できなかっただけだったのです。スキルやアビリティではなく人を求めると言うことの本当の意味が本当のところよくわからなかったのです。もっと端的に言えば【童貞】だったわけです。

 

時が経ち僕は24歳になりました。4年間一緒にバンドをやってきたメンバーと離別しました。そしてその痛みや、葛藤ってやつは完全に失恋のそれだったわけです。そして僕は急に自分が高校の時に書いた脚本の答えに気がついたわけです。バンドってのは恋愛のそれと同じだと思ったわけですね。違いを認め合い、分け合い、互いに独立しながら支え合うことが恋愛だとしたらバンドは恋そのものです。

 

当時僕がわからなかったこと、それは「本当に全てを忘れてしまう彼女と僕は付き合えるんできるんだろうか?」ってことでした。今でもそんな状況になったことはないので究極的にはわからないんですが、予感程度でいえば僕は「付き合える」と思ったわけです。それは僕が本当に恋を知ったと言うことかもしれません。バンド云々言っておいてなんやねんって感じですが…この人が老いて僕を忘れても大丈夫だと思えてしまったんですね。だからこそ当時学生時代につくった脚本に対しての”その先”が生まれたわけです。これは歌にしないとってなもんで急いで筆をとったのを覚えています。そういえばメロディはMOSAiCで働いている時に思いつきました。

 

まずあなたが読む物語という曲を書きました。脚本では彼女が忘れ病でしたが、今回は主人公が忘れ病で彼女はそれを受け入れてくれる側に入れ替えました。そっちの方が”俺”が乗っかるからです。そしたら申し訳なさが本当に波のように押し寄せてきました。どんなに頑張ってつくってくれた夕食も、どんなに丁寧にアイロンをかけてくれたYシャツも忘れてしまうとしたら…特別が当たり前、もっといえば目に見えなくなってしまうことの恐怖をその時リアルに考えました。しかしその恐怖こそが僕のこの歌の答えになっていて最後の締めくくりにもなっています。

 

「もらったものは返さないわ」

 

そう、忘れようが忘れまいが特別ははじめから目には見えなかったということです。それを彼女は暗にこの言葉で伝えてくれています。もらっているけど返せない、これは皮肉です。まさに主人公の男の気持ちは「もらったものを返せない」だからです。「もらったもの(物理)を返せない(心理)」で考えていた主人公を見透かしていうわけです。

 

人と人の間に質量保存の法則はない、あげた愛が帰ってこないこともある。もっといえばあげてないのに愛が帰ってくることもある。それは自然なことでその差に苦しむことはないんだという事がこの歌で歌いたかってテーマです。どうです?いい歌でしょー(自画自賛)

 

 

1-2タイトルについて(コラム)

タイトルはもちろんのことながら「君に読む物語」という名作映画からとっています。

しかしストーリーは完全に自分の脚本。これはなぜか?

単純にこのタイトルを見て「ははーん」と気づく人には”忘れ病”を説明する必要がなくなるからです。

その時点でこの作品の”忘れる”という言葉が不本意な何かによって起こっているという事がわかるだろうと思ったからです。

そのままに受け取ることもできる、けどこの「君に読む物語」を知っている人にだけ開けられる錠を用意しておいたわけです。

これでメジャー感を維持しながらアーティーもしたかったわけです。この曲は僕のプライドの歌です。

 

※アンサーソングを本日より配信します。詳しくは本編にて。

 

 

参考にした物語

「HOME COMEING DAY」著者 シバタカヲル

あなたが読む物語 監督 ニックカサヴェテス

一週間フレンズ 著者 葉月抹茶

Angle Beats!  原作 麻枝准

神のみぞ知るセカイ 著者:若木民喜

 

 

 

 

M-2 才或る兎は侮らなゐ

 

2曲目はこの曲です。ノリノリのダークポップソング才或る兎は侮らなゐ。正直語感を優先してない言葉を作り出してしまったような僕にしては珍しこリズムで遊んでる曲です。「知りぬれど」なんて言葉はないわけです笑 多分。一種の挑戦みたいなものでしたがライブでは好評なのでよかったです。

 

このうたは言わずもがな童謡ウサギとカメの話からきている歌です。

 

まず、この童謡を聞いたカヲル少年は「ウサギ寝るのあほすぎる」と思っておりました。そう言った逸話ですが実際大人になってみると寝てるウサギなんて全然いないわけです。あ、ウサギっていうのは「天才」と置き換えてくれて相違ないです。むしろウサギは昼夜問わず走っています、寝てるウサギなんて一匹もいません。それよりはどう考えても亀の方が寝ているわけです。

 

自分は謙遜でもなんでもなく凡人です。なんなら凡人感覚の高さでいうならばある意味天才なんではないかというほどのそこら辺にいる男なわけです。つまりは自分は亀なのです。そして亀の僕から亀の皆さんへ向けて言い放つ言葉ががラストの「なら僕らも侮れぬ」ってことです。亀なんだからウサギの暇を見つけて走らないと天才にはなれないぞと!自分を鼓舞しているわけです。

 

ここでわかって欲しいのは全ての人が天才にならなければならないなんてわけじゃなくて僕らみたいにバンドで大成したいのであればサボってる暇ないぞ。米津●師は君がツイッター四コマ見てる間にまた1億再生する曲を作ってるぞっていう自分への曲なんです。

 

身近にでっかいウサギがいるわけなんで、僕は亀なりに走るわけです。ただ僕は亀なのであらゆる先人の知恵を借りてハーレーでウサギをぶち抜いてやりますよ。そう答えはひとつじゃない的な。何すかね。

 

この曲に関してはギャグです。深いことより偏屈なことの成分が高いですw

 

 

参考文献

 

ウサギとカメ 童謡

少女歌劇レヴュースタァライト 原作:ブシロード ネルケプランニング

王様達のヴァイキング 著者:さだやす

 

 

M-3 マイネームイズダーリン

 

昨年、僕が7年間片思いしたすえに振られた女の子が結婚しました。その後も友達としての付き合いを続けていた僕に彼女は「はじめにカヲルに報告した」と言いました。何じゃそりゃ。確かに俺がキューピットというか、応援して付き合った人だったよ、けど結婚するとは思わないじゃん?マジかよ、押しちゃいけない背中だったのか。いつか俺はめちゃめちゃ売れて迎えにいこうと思ってたのに。もう叶わないのか?まぁ無理だわな。

 

相手は君の尊敬する人、毎日白米にケチャップぶっかけて食ってる俺とは生活水準が天と地、いやアルタイルとマントルくらい違う人、君は彼を選んだ。わかる、100/0だよ。絶対幸せになれる。そのうえ君が好きになった人だ、悪いやつなわきゃない。

 

けどさ、俺の方が幸せにできると思ってしまうんだよ。想ってしまうんだよ。

 

そして俺はもう叶わない君との結婚式の当日を妄想して書いた曲がこの曲です。世界一能天気で明るくて、そして世界一悲哀をはらんだこの曲みんな愛してあげてほしい。

 

そして余談だがどうやら彼女はこのアルバムでこの曲が一番好きらしい。

 

ふーん、わかってんじゃん。

 

※彼女の知人の方はこの話内緒でお願いします。プライドと執着とほんの少しの思いやりです。

 

 

参考にした物語

ダーリンインザフランキス 製作会社:TRIGGER

五等分の花嫁 著者:春場ねぎ

瀬戸の花嫁 著者:小柳ルミ子

おやすみプンプン 著者:浅野いにお

マイガール 著者:佐原ミズ

甘々と稲妻 著者:雨隠ギド

 

 

M-4 I‘m i

 

左右対称っていいですよね。そんな発想から始まり、はじめに思いついたのが「I am」。そう、俺はあまり英語に明るくない。むしろ暗い、マリアナ海溝くらい暗い。そんなわけで俺が英語の回文を作るには三文字が限界だった。

 

というかこの曲はあんまりそういう風に理論立てて組み立ててなかった気がする。意味→IMI→I’m i→自分は自分→メロディ→コード、までの所要時間が5分くらいでした。天才ぶるつもりは毛頭ありませんがこの曲のサビに関しては一瞬で全てが繋がって行きました。つまり俺の本質でありはじめに俺から出てくる言葉だったんでしょうね。

 

これはもしかしたら自尊心が低いゆえに言葉にしなきゃいけない俺の弱い所でもあるのかもしれません。けどこの曲がみんなに届いてるってことは心の同じところが共鳴してくれてるってわけなのかも知れませんね。

 

最近思ったんですが、俺はテニスラケットを握った瞬間からライバルはフェデラーだったし、ライ9のポジションだったとしてもいつもイチローを意識しているような子供でした。そしてそれはいまも変わらず、ギターを持ったからには幕張メッセ、夏フェス、武道館しか考えられないわけです。それが当たり前だし、それが人間だとずっと思ってきました。

 

けど最近思うのはみんなそういう人ばかりではなかったんだなということです。(まさかの事実)

 

例えばボーナスで車を買うのが幸せであったり、家庭を守ることが幸せだったり、もっというと目の前にあることを夢と読んでそのタスクをクリアしていく考え方もあるんだなって気が付きました。本当にやと気がついたんです。ということはこの何者かにならないといけないっていう切迫感はもしかしたら万能の感情じゃないのかなと思いこの曲が受け入れられるか不安でありました。けど受け入れてもらえた、レンチを広げたっていうのも功をそうしたのがいろんな人がこの曲を好きになってくれた。けどやっぱり俺の体感としてこの曲は大局を見る人に響いてるなと思います。どっちが正解とかはないけど。

 

なので俺はこの曲が好きです。へけ。

 

そしてこの曲のメロディーは一瞬でできてサビも一瞬でできたと言いましたがそれ以外の歌詞は難航しました。レコーディングの前日まで悩んでいたほどです。それは俺がこのアルバムを作るまでの心境の変化にありました。

 

このアルバムを作る前の無邪気な自分と、このアルバムを作り終わった後の俺は全く別物でした。それはメンバーへの感謝です。

 

待っててくれる、信じてくれる、わがままに妥協点をくれる、冷静でいてくれる、助けてくれる、他愛もないことで笑ってくれる、俺の不安定な精神に時には励まし時には無視してくれる。本当にこのアルバムができたのは北斗とこうとTiGのおかげです。(後足しげく俺の部屋に通って部屋の掃除とかメンタルの掃除とかしてくれた長靴をはいた猫のイノウエケンイチってやつもありがとう。)

 

だから歌詞の内容が変わった、はじめは自分について歌おうと思った、けどそうじゃなくてサヨナラの最終回について歌おうと思った。思いっきり隅から隅までサヨナラの最終回のことだけを歌おうと思った。

 

この僕はサヨナラの最終回です。今度は確かに、俺がサヨナラの最終回でサヨナラの最終回が俺です。

もちろん読んでくれて応援してくれるあなたも”サヨナラの最終回”だってこと、この”意味”も考えてくださいね。

 

参考にした物語

なし

 

 

M-5 キャッチャーインザライブハウス

 

楽曲的には最後に作った曲です。俺はこの曲を作る時眠る前に聴ける曲が作れたらいいなって思って作りました。

 

キャッチャーインザライという小説があります。サリンジャーが書いて、村上春樹が訳しました。ライ麦畑でつかまえてって言えばわかりやすいのかもしれません。世界的青春小説であります。かいつまんで話すととにかく不運に見舞われる主人公が、それでもやはり妹のことは大切に想い、自分のあり方を考えるというお話です。まぁかいつまんで話すと。(つまみすぎ?)

 

ライ麦畑で走る子どもが転ばないようにその畑で僕は捕まえ役になりたい、と主人公は言います。この瞬間に僕は一つの作品を思い出しました。それはオナニーマスター黒沢というネット小説がもとになった物語です。その作品の中で主人公が言っていた「男子トイレの捕まえ役が俺で、君は捕まえられ役なんだ」って言葉の意味に気が付きました。あれはサリンジャーの引用だったんだ。あは。

 

僕はそういうのが大好きなのでそこで自分は一体誰の捕まえ役になりたいんだろうって考えました。そして真っ先に思い浮かんだのがお客さんとメンバーでした。ライブハウスって場所で無邪気に笑うみんなが転んでしまうのは嫌だなって感じです。この場合転ぶっていうのは嫌な思いをする、みたいなことに帰依するかなって思っててそれって俺にとっては不誠実な態度なのかなと思います。

 

別に誰とは言いませんがお客さんを中毒化して数字でしか見てない人っているなって思ってて俺はそれがどうなのかなって思ってました。特に俺たちのフォロワーなんてみんな夢を追う十代二十代が多い、だとしたらライブハウスで応援しているバンドに全てを乗っけていいのかって俺は思ってしまったんです。

 

そう思ったエピソードがあって、昔うちのライブに足しげく通って全通とかしてくれた子が最近あまり来れなくなってて、その理由が自分の夢を追いたいからなんです。そしてその子がDMでそのことを説明してくれました、そして最後にごめんなさいと言いました。

 

僕は思うんです、ごめんなさいなんという必要ないなって。俺たちを見て自分の夢が見つかったならそれは最高のことじゃないかなって思うんです。だから、俺はこの曲を作りました。

 

俺も君も変わらない人間で夢があって生活がある、愛おしい自分を全力で愛してあげるために俺たちが足かせになるならそれは俺たち自身がみんなをライブハウスでつまずかせているってことなんじゃないのかなと思ったんです。

 

だからこの曲は「ライブハウスに捕らえる」ってことじゃなくて「ライブハウスから解き放つ」って意味なんです。一見すると中毒を作るみたいなタイトル、しかしその実意味は正反対、これが俺の使う言葉であります。二面性であり、複雑、この言葉の意味を知っている誰かとだけ繋がれるキーワード。だから俺たちころからもポップで可愛いタピオカみたいなバンドになりますが本当の意味を内包した曲を作り続けます。合言葉は散りばめておきます。だからわかってくれるあなたにだけは全てのコンテンツか見えます。体験版で抜く誰かとは全く違う次元へみんなを誘う感じです。最後下ネタかよって感じですが、まぁそんな感じです。ビッグちん○ん!

 

 

参考にした作品

ダーリンインザフランキス 製作会社:TRIGGER

キャッチャーインザライ 著者:JDサリンジャー 訳:村上春樹

 

 

 

 

 

 

 

M-6 RECORD

 

はじめは「あなたの傷に針を落とすと素晴らしい音楽が流れる、傷こそその人の歴史魅力、人生のレリック加工、だから人間はレコード盤みたいだ!」って曲を作ろうとして難航しました。ワンアイディアがうまく全てにつながってこなくてこの曲に関しては一ヶ月近くずっと唸ってました。そしてこの音源のプリプロを何度も作ってるうちに、まぁこれかなって音源ができてみんなに送るやつのタイトルを「ニューレコード」にしたところで俺に稲妻が走ります。「ニューレコード、新記録、いいな、これいいな!」っていうのでそこまでの傷がレコード云々はボツにして新しい記録を出すっていうところにシフトした曲がこの曲です。

 

そしてこの曲からGtのTiGがサポートとして参加してくれました。なので本当はこの曲より前に「バンドのVo.はあそばNight」っていうオシャレな曲を作ってたんですが、サポート初めて一曲目がバンドのVoってなんか縁起悪いと思ってこっちをはじめにやりました。

 

その時びっくりしたことがあってそれを話します。

 

まず僕は音楽理論はあんましよくわかっていません。コードとかメロディーとかベース音とかそんなところはわかってるんですがいまいち的確な指示ができなくて、いつもメンバーには「海っぽく」とか「ここは愛する人を亡くしたギターソロだから泣いてください!」とかわけわかめなことを言って困惑させていました。しかしTIGt地にそんな無礼なことできねぇってなもんでなるべくわかりやすくいろんなことをこの曲で伝えてみました。そして持ってきたギターリフ、完璧。100点しか持ってないのが悔やまれる感じでした、余ってる100点持ってる人がいたら買いたいなってなもんです。で、Ti Gが言った一言がこちら、1、2、3。「ワンピのOPっぽくギターかましたんだけどどう?」

 

いや抽象的で良かったんかい!!

 

ってなところも思いながら、単純にスタイルとかその共感覚的なものに僕が引かれたのはいうまでもありません。そしてTiGには内緒にしていましたが僕ら3人の中ではデジモンのOPみたいにしようって考えてました。惜しい!けど完璧!その差異こそがオリジナリティー!ともかくそんな感じでこの曲には俺たちバンドのチューニングをうまいこと合わせてもらいました。ありがたや。

 

さて歌詞は僕の根性論的なところが出てきたアツいやつです。ルーキーズの川藤先生が俺の頭の中で「夢にときめけ!」って囁いてたわけですよ。この作曲シーズンに僕が考えていたことはいかに25歳の俺が高校生の青春真っ盛りの子達を共鳴させられるだろうってことでした。それは実は難しいことでかなり頭を抱えてウンウン唸りながら、夜は街に繰り出してダーツをしながら外国人とジェスチャーで語り合ったもんです。いやそこそこ遊んでるんかーい。

 

そこで僕はダニエルを前に思いました。「あぁこれもなんか青春だなって。」そしてその時に思ったのは高校三年生の最後のひに俺が「あぁ終わってしまう、青春が終わってしまう」と考えていた不安のことでした。全然青春終わってなかった。むしろあれから加速度を増して俺は青色巨星になりつつあるなと考えていました。まさに今回出てくれた2バンドも最高に青春している感じがありますよね。だから俺は高校生のみんなに「大丈夫望めば終わらないから」って言いたいなって思ってこの曲を書きました。ニューレコード、青いニューレコードが今後も出続けるそう確信した時この曲を「ニューレコードブルー」と名付けましたが、ダサすぎてやめました笑

 

そしてこの曲の最後に青春を謳歌することだ離れていくみんなに一言だけ本音を言いました。ここだけわかりにくいかもしれませんがそこは俺の気持ちを汲んでください。大丈夫さよ際を聞けるならこれくらいわけないって。

 

参考にした作品

ボーイズオンザラン 著者:花澤健吾

ブルーピリオド 著者:山口つばさ

BLUEGIANT 著者:石塚真一

BECK 著者:ハロルド作石

東京トイボックス 著者:たま

 

 

 

 

M-7 二人掛けのソファーをのこぎりで半分にしてやった話

 

二人で買ったソファーなんだから別れるときは2当分にしなきゃおかしいだろ、という俺の小さな小さな自尊心と悔しさと切なさを歌った曲です。半分フィクション、半分ほんと、ちょっと誇張してる物語。

 

その配合がわかるのは俺と元カノの世界に二人だけです。悪いね。

 

参考にした物語

 

 

 

 

 

 

 

終わりに ”ワールドエンドで待ち合わせ”とはどういうことか?

 

キーワードは「青春の終わり」それがつまり”ワールドエンド”という事です。そしてそこから飛び立つために”待ち合わせ”をするわけです。青春の終わりに絶望が待っているのでは無い、目を向ければ宇宙がある。宗教的な観点から見れば天国だってある。終わりの先へいこうよというメッセージが込められています。

 

特にそれが顕著に出ている楽曲が5曲目の「キャッチャーインザライブハウス」と6曲目の「RECORD」です。その先へ行こうっていうメッセージ。厚かましくも説教たれててうざいですが説教してるのは俺、されてるのも俺なのでどうかご容赦ください。

 

そして俺たちにとって第一期サヨナラの最終回が終わったあの夜が「ワールドエンド」です。そしてそこで俺は誰が来るのか待ってるわけです、こうと北斗がまず来て、そのあとにけーちゃんがきて、次にTiGっちがきて、そして6/30だれが来てくれてるのかなって感じです。

 

よく冗談にもならない他愛もない話として「あした世界が終わるとしたら何がしたい?」なんてのがあります。みんな両親に会うだったり、寝るだったり美味しいものを食べるだったり、中には普通に仕事に行くなんていう人もいるでしょう。確か北斗は武道館でドラム叩くらしいです。どんな奴らいっぱいいてぎゅうぎゅうになりそうだと思ったんですが俺はそこはスルーしときました。こうは麻雀やるんじゃないかな、いつものメンバーと。TiGっちはあれで意外と純情系だしあつい人だから一応両親に会いに行こうとするんだけど交通網が麻痺してるから仕方なく家に帰ってシールド作るんじゃないかな、あとカレー。シーシャ。そういう人だ。

 

そして俺はといえばきっとM-3で少し書いた彼女のところに行く勇気もないから一方的に「ここに来て」といってそこでずっと待ってるんだろうなって思った。ずっとワクワクしながら。けどきっと君はこない、君は俺の知らない誰かと一緒にいるだろう。それでもいい俺は待ちたいのだ。世界が終わる瞬間に全てを投げ打ってだれかのために時間をあげたいのだ。結果無駄になるその時間を全部君にあげるよっていうこのロマンスと切なさ、それこそが【ワールドエンドで待ち合わせ】ってことなのだ。

 

ある文豪は「君と見ると月が綺麗だ」という言葉を愛してると訳したそうだ、俺ならそれが「ワールドエンドで待ち合わせ」ってことだ。わはは。

 

 

 

 

全文:シバタカヲル from サヨナラの最終回

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